◆能力者
空から降ってきた勾玉を受け止めたり、道に落ちているものを拾ったりなどして、特殊な能力を与えられた者たちです。
（ver.1では高校生のみですが、ver.2では年代を広げてみました）
常人とは違う力を得た代わりに、常人には見えない化け物たちと戦う事を義務づけられ、平穏な暮らしを奪われた者もいます。
一方で、「ゲーム」のような感覚で、時に他の能力者の邪魔をしながら「魔妖狩り」をするような者もいます。
（能力については「能力について」の項を参照）

◆能力者たちの派閥

◇陰の陣営 - 共存派
「全ての魔妖を滅ぼす必要はないのでは？」という考えで、話の通じない凶悪な魔妖以外は見逃して、何とか友好的な関係を築こうとしている集団です。けれど、どこからを良い魔妖としてどこからが害になる魔妖なのか、の線引きが仲間内でも曖昧で、揉める事もしばしばです。

◇陽の陣営 - 過激派
「魔妖は全てにおいて害になる、抹消すべき」と考えている集団です。全体的に正義感が強すぎる傾向にあります。魔妖のせいでつらい思いをした者もここに所属している場合が多いです。
魔妖討伐の邪魔をする者はたとえ同じ能力者でも容赦しない事があります。

◇矛の陣営 - 秩序派
「使いようによっては能力も魔妖も利用出来る、自分たちで新しい秩序を作ろう」と、陰陽の陣営の間の意見のようでいて、どちらにも相容れない思想を持つ集団です。
中には、ただ純粋に魔妖狩りを楽しみたい者、自分の能力をひけらかしたいだけの者もいたりと、同じ陣営の中でも足並みが揃っていなかったり、単独での行動を好む者が多いです。
魔妖狩りの邪魔をする者は例え同じ陣営の能力者でも容赦しませんし、「獲物」を横取りすることもあります。
逆に能力者に戦いを挑もうとする者もいます。

◇盾の陣営 - 保守派
争いを好まず、極力魔妖とは戦おうとしない集団です。これまでのような平穏な暮らしを望む者がほとんどです。陽の者たちからは「見えているのに見ないフリをするのは罪ではないのか」と非難され、矛の者たちからは「臆病者」と蔑まれる事がしばしば。かと言って陰の者たちのように魔妖を受け容れようとも思いません。あくまで傍観者のような立場で、成り行きを眺めようとするのみです。

※大きく分けてこの4つですが、4つの派閥の中にも更に細かく分類があったり、どれにも属さない無所属の人間もいたりします。
※基本的に所属陣営の変更・移動は自由です。人間関係がこじれる可能性がある以外は、リーダー的な人からお咎めがある訳でもありません。ただし、陽の陣営から他に移ろうとする場合のみ、ちょっと覚悟が要るかもしれません。
※所属ごとの性格・性質はあくまで大雑把なものです。全く当てはまらない人もいるでしょうし、何となくでそこに居る人もいるかと思います。その辺はどうぞ適当に…！